真理との出会い-その5


「心こそが実はあなた方自身だと言いました。そのあなたが「オギャー」と泣きながら産まれてきました。そしていつかは死にますね。では死んだらあなた方はどうなるのか?産まれてくる前はどこにいたのか?」

「最初に大自然のルールは”繰り返す”事と説明しました。赤ちゃんで「オギャー」と息を吐いて産まれてきました。そして生きている間息を吸って吐いてと呼吸をし、死ぬ時は息を引き取ると言いますね。吐いて産まれて吸って亡くなる。その人生はその時は終わったように見えますが、実はまた赤ちゃんとして産まれてくるんです。普通の人で300年後くらいに生れ変ってきます。産まれて死んでという繰り返しをしているのです。」

「何の為に?と思うでしょう?」

「死んだら心しか残らない。この世では肉体があるので心で何を思っているかは見た目では判りません。でも死後の世界は心しかないので相手の思っていることがすぐ判るんです。そうすると、自分を悪く思っているような人と一緒に居たくないでしょ?だからあの世ではあなたと考え方や趣味趣向が同じような人達と暮らしてます。」
「でも300年も一緒に居るとだんだんマンネリ化してきますね。この世では考え方の違う人が多いですね。そうすると刺激になるんです。自分に無い考え方に触れたり知らなかった事を知ったり出来るのがこの世です。」

「一言で云えば経験を積む為にこの世に産まれてくるんです。」

なぜ経験を積む必要があるのかはこの時は解らなかった。



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