真理との出会い-その4「あなたの体は日々変化している。でもあなた自身を自分と認識している変化してない部分があります。それを魂と云ったり霊と云います。更に言うとその魂とか霊と云われているものの中心にあるのが心ですが、その心が実はあなた自身なんです。」 僕らが理解出来たか、一同の顔を見回し確認してからTさんは次の話を始めた。 「じゃあその魂や心を見せてくださいと言ったら見せられますか?」 そんなの見せられる訳がない。 「だったらあなた達には心が無いんですか?」 無い訳じゃなくあるんだけど見せられないでしょ。 「では、あなた方は誠実ですか?勇気はありますか?愛はどうですか?異性への愛だけではなく親兄弟への肉親への愛はありますか?見せられますか?」 「では空気は見せられますか?風はどうですか?風が吹けば葉っぱが揺れたり雲がなびいたり土埃が舞い上がりますが、動いてる雲や揺れてる葉っぱとか土埃は見えますけど風そのものは見れないでしょう。空気も、窒素や酸素や二酸化炭素で出来ている事は理科の授業で習ったかもしれないですが、目に見せることはできないでしょう?」 息をしたり風が肌に当たるから”ある”事は分かるけど見せる事は出来ない。 「実は、目に見えないモノこそが本物で目に見えるモノは偽物なんです。別の言い方をすると目に見えるモノは時間の経過と共に移ろいゆくものであり、目に見えないモノは時間が経っても変わらないんです。」 |